豊胸する前の私はかなりおとなしい性格でした。自分から積極的にいろいろなことにチャレンジするというよりも、縁の下の力持ち的な役割を自分から望んでいたところがあります。あんまり目立とうという気持ちがなかったのです。それよりも周りの人たちを楽しませたり、喜ばせたりすることをしたいなと思っていました。自分からしゃしゃり出ていろいろなことをしたいという気持ちにはなかなかなれなかったのです。ですから、周りの人からもおとなしい人だねと言われることが多かったように思います。
もちろん、それは自分ではそんなに意識していないことでした。何となく気づいたらおとなしいキャラクターだったというのが本当のところです。豊胸する前は本当に静かにおとなしくいろいろなことを客観視しているという感じだったように自分でも思います。そういう方が自分自身も落ち着いていることができたのです。それは外見的なことにも由来したかもしれません。あまり派手で肌を露出するような服は着ませんでした。
それによって、目立たないように、目立たないようにと無意識のうちに思うようになっていたという可能性もあります。そういう感じの毎日を送っていたのです。それが豊胸前の自分でした。もちろん、そういう自分も自分で気に入ってはいました。それが自分のあるべき姿だと思っていましたし、まさか自分が豊胸をすることによって、こんなに性格が変わるなんて思ってもいませんでした。
じゃあ、なんで豊胸をしたのかって言うと、それはちょっとした気分転換的なところがありました。小さい頃から豊胸に憧れていました。グラマーな女性になりたいという願望もあったのです。心のどこかで今のおとなしい自分という殻から抜け出したかったのかもしれませんね。そのことがあったから、豊胸をして少し自分を変えたいと思ったのでしょう。まさかこんなに変わるとは思いもよりませんでしたが。
豊胸をする前の私というのは、そんなに自分から人と積極的に話すことはありませんでした。いつもおとなしくしていましたし、目立とうという気持ちもなかったのです。ですから、豊胸をすることによって、自分がこんな性格だったんだということがわかってきたように思います。意外な発見でもありましたが、実際に豊胸をしてみて、本当の自分が見えてきたような気もします。